
二級建築士は、どのタイミングで受験するのがベストかな?

やっぱり早めに取りたいけどね…

どのタイミングで受験していくのがベストか?ですが、なるべく勉強時間がとれるうちに受験する事がオススメです。
ですが…
皆さん同じ生き方をしているわけではありませんよね。
勉強の時間が取りにくいタイミングで、建築士の資格取得を検討される方もいらっしゃると思いますので、今回はパターン別でどのようなスケジュール、タイミングで二級建築士試験の勉強を進めればいいかをお伝えします。
①高等学校等で指定科目を納めた方
建築や工業系の高校に通い、指定科目を納めることで、二級建築士試験を受験する資格が得られます。
高校卒業後は、就職または大学進学などになるかと思います。
大学に進学される方は、必ず大学生のうちに二級建築士試験を受験しましょう。
学科、設計製図ともに合格しておく事をオススメします。
なぜなら、大学で必須単位を取れば、卒業後すぐに二級建築士となれるからです。
また、一級建築士も狙っているのであれば二級建築士合格後、比較的時間の余裕がある学生のうちから一級建築士試験の勉強に集中し、大学卒業後、すぐに一級建築士の試験を受ける事ができます。
高校卒業後は就職する場合、高校を卒業する年の1月から3月の間に勉強を始めましょう。
この3ヶ月間で集中し、仕事が始まってしまう前に過去問題集を3周、繰り返しやりきって下さい。
4月に就職してから学科試験のある7月までの3ヶ月間では、仕事で覚える事も多く、慣れない環境で疲れがでて平日(仕事の日)に勉強するのは大変かと思います。
社会人になってから勉強は休日メイン。
4周目、5周目の過去問の勉強をやっていきましょう。
②建築系の大学に通っている方
大学卒業後は、どこかに就職するケースがほとんどだと思います。
こちらも①同様に、比較的時間の余裕がある学生の内に勉強を始めるのがベストです。
建築・工業高等学校経由でなくても、建築系の大学で指定の科目を履修すれば卒業後、すぐに二級建築士・一級建築士と同時に受験することができます。
ただ受験する資格はありますが、二級建築士試験を受けずに、いきなり一級建築士試験に挑戦するのは相当難関です。
一級・二級建築士と共に合格した私がオススメしたいルートは、二級建築士試験の勉強を学生の内に行って、社会人1年目で二級建築士に合格してら、仕事が慣れてきた社会人2年目から一級建築士試験に挑戦するのがよいかと思います。
たった1年だとしても実務をやるだけで、建築用語や法規などを肌で感じて理解していくことができます。
一級建築士試験に合格するためには、机上の知識だけでなく経験も大切になってくるため、実務経験がきっとあなたの助けになってくれるはずです。
③社会人で既に働いている方
すぐに二級建築士取得の為に勉強を始めて下さい。
やるべきタイミングは今この瞬間からです。
なぜなら、2020年度から試験の受験資格を得るために必要だった実務経験が免許登録要件となり、これから建築士を増やしていきたいという背景があるからです。
また、二級建築士試験の学科・設計製図試験ともに、合格者の約5割が24才以下と、若い人が多い特徴があります。
今後の人生を考えて、建築士になりたいというかたがおおいからなんですかね?
25才以上であっても1年でも早く二級建築士を取得した方が、建築業界で働く社会人としては、仕事しやすくなるのではないでしょうか?
最終的には、せっかく頑張るのならば一級建築士を目指している人が多いと思いますので、なるべく早いうちに二級建築士を取得していくのが良いと思います。
社会人でなかなか勉強時間がとれない人は、受験勉強時間の捻出方法、や、受験体験記などを参考に勉強してみて下さい。
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