類似資格 相性の良い資格

宅地建物取引士
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宅建を取ろうと思った理由は人により様々だと思いますが、宅建が取れる能力があれば、ほかの多くの資格もとることができます。

現段階で私は、運転免許以外の資格を宅建くらいしか保有していませんが、ハウスメーカーに勤務していた時などに感じた「宅建と合わせて持っていれば強いだろうな」という資格をご紹介します。

 

また、宅建を受験したときに勉強した内容(特に法令関係)は、他の資格受験項目に重複しているものがあります。

もうすでに勉強し終わった知識ですから、他の資格受験時には再度勉強する必要がありません。(軽く復習することは必要ですが…)

このアドバンテージは生かしておきたいところですよね?

 

「日商簿記」

どの業界・職種であっても、数字の計算というのはつきものです。

 

特に不動産業界では、普段目にしないくらい大きな金額を取り扱うことも多く、それだけに多少の計算ミスであってもお客様からの信頼を無くす原因となります。

そこで私は「日商簿記2級」を取得できれば、数字に強くミスの少ない人材になることができるのではないかと思っております。

 

「FP」

投資家など、金銭的な余裕のある方は別かもしれませんが、ほとんどのお客様にとって不動産の購入というのは一生に一度の経験となります。

 

お客様は、多額がゆえに気軽な気持ちで、お家を買う決断は買いません。

 

不動産営業マンは、お客様の今後の人生設計(結婚・出産・子供の進学・老後・・・)、家賃光熱費保険などの支払い状況・家庭の収入等、ヒアリングを行って家を所有しても問題ないよう不安の残らない提案をしなければなりません。

 

そこで必要と感じたのは「FP(ファイナンシャル・プランニング)」です。

 

FP技能士は節約、税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで、ありとあらゆるお金について知識のあるスペシャリストです。

そんな資格の知識があれば、よりお客様の目線に寄り添った提案ができていたかもしれません。

 

「管理業務主任者」

「管理業務主任者」は、管理組合などに対して行う管理事務の報告、管理委託業務に関する重要事項の説明、マンションの設備や組合運営に関するマネージメントを行います。

 

業務内容としては宅建とはちょっと違った内容ですが、試験内容は宅建と重複している点も多く、難易度も同じくらいだといわれています。

 

私は宅建の勉強中「就職活動の際の強みになるのでは」と同時進行で勉強し、同時に取得しようと検討しましたが、管理業務主任者に割く時間がなく断念した経緯があります。

 

同時受験ではなく、宅建取得後にチャレンジするのがベターだと思います。

「行政書士」

「行政書士」難易度でいうと宅建よりも少し難しいと言われておりますが、司法試験などの超難関資格のように何年も勉強するようなものではありません。

 

行政書士は1万点に及ぶ書類を取り扱えます。

どちらかと言うと独立開業に向けた資格ですが、民法等、宅建試験と重複する点もあるため
勉強してみて「法律って面白い!」と感じた方は、行政書士の取得にトライしてもいいかもしれません。

 

「建築士」

私は某ハウスメーカーに勤務していました。

多少の前後はありますが仕事の大まかな流れは、「土地の紹介」→「間取りの打ち合わせ」→「住宅ローンの申し込み」→「土地の契約」→「建物契約」→「工事開始」といった具合です。

 

私は営業マンとして土地紹介、住宅ローン、契約業務などで『お家づくりのお手伝い』をしておりましたが、お客様にとってのメインであり一番楽しい間取り打ち合わせは、建築士の資格のある設計士さんにお願いしなければなりませんでした。

 

「建築士」の資格があると初めてのご来場から工事開始まで、全て付きっ切りでお家づくりのお手伝いをすることができますし、建物についての知識がありお客様のちょっとした疑問にすぐ答えられるので、建築士の資格がある人を羨ましく思ったものです。

 

まとめ

いかがでしょうか?

相性の良い資格って色々あるものですね。

 

この中で私のおススメは、「管理業務主任者」です。

”試験内容が宅建と重複している点も多い”と言うメリットが生かせる事と、『宅建』と合わせて所得しておくと就職・転職に強い武器になります。

また、定年後の再就職にも非常に有利に働くと考えられます。

 

宅建取得後に、是非とも他の資格にチャレンジしてみて下さい!

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